不動産管理ソフト導入の疑問と回答を紹介しています。

不動産管理ソフトの仕様は様々

パソコンを日常的に使用している人には何でもない事でも、パソコンをあまり使わない人にとって不動産管理ソフトは疑問だらけなのではないでしょうか。

出来ることできないことが良く分からない。

同じ賃貸管理ソフトといっても色々種類があるようで困惑してしまうという声も聞きます。

確かにソフトの宣伝の仕方も各社まちまちなので、混乱してしまうのも仕方ないかも知れません。

全てを一様に論ずることは不可能ですが、ここでは不動産管理ソフトを導入しようと考えている人から良く聞かれる疑問に、最も一般的と思われる回答を付けてみました。ソフト選びの最初の段階として役に立てていただければ幸いです。

ソフト導入に際して多い疑問と回答

疑問 平均的な回答
Q.スタンドアロン型と
ネットワーク型の違いは?
「スタンドアロン」は一台のコンピューターにインストールして使用するタイプのアプリケーションソフトです。
それに対して「ネットワーク型」では一台のサーバマシン(親機)がデータを保存管理して、数台のクライアントマシン(子機)はネットワークを介してこれに接続することでデータを共有することが出来るようになります。
社内LAN、WEB型などと呼ばれることもあります。
またWANと呼ばれるシステムではネットワーク型と同様の仕組みでデータ共有が行われますが、離れた店舗間での操作が可能なため「多店舗型」とも呼ばれています。
Q.ネットワーク型では
サーバOSが必要?
複数台のパソコンでネットワークを構築するため、サーバ用PC一台にサーバOSのインストールが必要です。
ただし不動産管理ソフトによってはサーバOSがなくても、ネットワークによって相互にアクセス可能な状態であればデータ共有が可能な場合もあります。
Q.不動産管理ソフト導入までの流れは? 賃貸管理ソフトでは事業者の業務形態に合わせたカスタマイズやシステムの構築が必須です。
そのため資料請求から電話による業務内容・形態のヒアリングが行われることが多く、順調ならばその後の商談へと進行します。アップグレードやトラブルの解決、法改正の対応などソフト開発会社とは長い付き合いになるのが一般的ですから、電話でのヒアリングは担当者の質を見極めるためにも大事な手順と言えます。
Q.賃貸管理ソフト導入までの期間は? ソフトの仕様や販売会社によって対応は様々ですが、通常で早ければ1週間程度での導入も可能です。ただし管理会社に合わせた独自のカスタマイズがある場合やファームバンキングで銀行との手続きが必要な場合には1ヶ月程度の日数がかかります。
Q.法改正には対応できるのか? 通常は保守サービスを申し込んでいれば法改正に対応してもらえます。
有料サービスにしている会社もあるようなので、導入前にしっかり確認しておくと良いでしょう。またソフト開発会社によっては扱い業務内容の変更などのためにサポートを打ち切ってしまうことがあります(会社倒産なども皆無ではありません)。賃貸管理ソフト開発・販売で実績がある企業かどうか確認することも必要でしょう。
Q.無料版ソフトもあるようだが? Microsoft Accessなどを使って作られた無料ソフトも有るようですが、Excelベースの事務作業を軽減させる目的以上には使えないでしょう。物件取り扱い数が増えた場合やファームバンキングの必要が生じた際に新たに慣れないソフトを導入することを考慮すれば、最初から長く使用できるソフトを選択するのが賢明です。
Q.不動産管理ソフトのセキュリティは? スタンドアロン型の賃貸管理ソフトは一台のパソコンにのみ情報が保管されているので、セキュリティ面では優れていると考えられます。
しかし反面、機能に融通性がないことやネットワークによる展開が望めないこと、万一のクラッシュ時にはデータが失われる危険もあります。
ネットワーク型の賃貸管理ソフトを利用する際にもセキュリティに十分配慮している開発会社のサポートやアドバイスが必須です。社内で情報セキュリティマニュアルなどを作成して全社員的にセキュリティ意識を高める努力をしている会社など、事前に調査した上でソフトを導入することが大切です。
Q.管理データ数の上限は? 不動産管理ソフトの開発メーカーによって対応は様々です。
データ数の上限を設けていないところ(ダンゴネットなど)から細かく上限を設定してデータ数に応じて料金を変動させているまで有ります。見掛けの料金に惑わされず、自社の管理物件数や将来的見通しまで考慮したソフト選びが必要でしょう。